高天原 たかあまはら

鈴木哲司(熊野神社 禰宜)プロデュースによる音楽『高天原(たかあまはら)』です。

作曲にあたって

鈴木さんは、天上で奏でられる音楽のお話を、僕に聞かせてくれました。

それは、底抜けに明るく、底抜けに楽しい音楽。
鈴木さんのお話を聞きながら、僕の頭の中に美しい映像が浮かびました。

たくさんのきれいな花々。
どこからともなく流れてくる良い香り。
楽士たちの奏でる清らかで楽しい響き。

その映像がひとつのメロディーを僕の心に浮かび上がらせ、それが音楽としてだんだん広がっていきました。

当初、音楽は2部構成として、前半部分に静かな旅立ちのシーンを設けたのですが、鈴木さんに「高天原(たかあまはら)」という題をいただいてから、天で奏でられる音楽のイメージが一気に広がり、構成に変更を加えました。

このような素晴らしいインスピレーションをくださった鈴木さんに感謝しています。

高天原について/鈴木哲司

神道は、「今」という時をよりよく楽しく生きることを大切にしてきたため、
「死」や「死後の世界」について深く考えることはしてきませんでした。
わが国の古典においても、人間の死後どこへ行き、
どのような世界なのかということについては、確定的に記されていません。

私は、多死社会を迎えるにあたり、
神職として、また、救急救命士の立場として、
たくさんの人に死後の安心をあたえることができないものかと考え、
「音楽死生学」に触れることになりました。

神道のみならず、「宗教」と「音楽」の関わりは大変深いものです。
日本においても、キリスト教がパストラル・ハープを用いて看取ることが
臨床で行われています。
パストラル・ハープとは、愛と安らぎに満ちた音楽によって行われる、
死に移行する人への緩和ケアです。
そこではハープと人の声が用いられます。

その目的は、死、すなわち、人間の魂本来の世界に戻ろうとしている人から、
身体的、精神的、霊的な苦痛を解放することです。

また、臨死体験者の証言には、美しい澄んだ音色や音楽が聞こえてきた
という事例がたくさんあります。
臨死体験者は、「神霊の波動的エネルギー」を「音楽」として
体感してきたのではないでしょうか。

そこで、私はターミナルケアの場や看取りの際に奏でられる神道音楽が
今後必要になるはずである、 との思いにかられ、
楽曲の制作を作曲家の山谷知明氏と共にとりかかることにしたのです。

そして、神道の死後の世界のひとつである『高天原』(たかあまはら)
という世界を 楽曲で表現したのがこちらです。

みなさんは、死を、暗く怖いものや恐れと考えていませんか?
神道の考える死後の世界は、浄く明るい世界です。
晴れてのどかな春、花咲き匂い、鳥はうたい、澄んだ清らかな小川が流れ、
琴、笙、太鼓・鉦、鈴の音が響きわたる、
そんなのどかな、楽しく面白いまつりの世界です。

この世に残された人にとって、愛する人の死は大変悲しいことです。
しかし、”魂の故郷”である霊界に帰ってきた私達を、ご先祖様は喜んで迎えてくれます。

”魂の故郷”とは、浄く明るい世界であり「高天原」です。
死ぬときは、この世で悲しみ、あの世で喜ぶ。
生まれるときは、あの世で悲しみ、この世で喜ぶ。
生と死は、表裏であり悲と喜が対立する世界です。

お迎えの際に、このような楽曲が聞こえてきて、
産土様や大先祖様がお迎えにこられると思うと
霊界に安心して旅立てる準備ができるでしょう。

神道の死後の世界観を感じてください。

こちらでお聞きいただけます

 

作品情報

タイトル 高天原 たかあまはら
プロデュース 鈴木 哲司 作詞 なし
作曲 山谷 知明 編曲 山谷 知明
演奏 山谷 知明 録音 サウンドジュエルスタジオ
音楽ジャンル リラクゼーション リリース 2020年10月10日
出版社 株式会社サウンドジュエルデザイナーズ
レーベル サウンドジュエルレコーズ
著作権管理者 JASRAC(作品コード:254-3421-7)

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